変わらないSES派遣

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SES派遣は巷の評判通り、よくはないのですが・・・なぜかなくならない。 理由は人手不足なのと辞めていく労働者が多い影響で派遣会社が緩い採用基準で常時募集している状態だからです、 ただ年齢制限じみた所も当然ながらあるので40歳を超えた辺りで採用されにくくなります。 SES派遣で育った自称エンジニアは〇〇エンジニアと言えるほど深い知識がないし、マネジメント経験ありと言えるほど マネジメント経験もないので大半は抜け出せず転職活動をしてもまたSES派遣に戻ってくることがよくあります。 人が減ってもいなくなることはないんですよね、派遣会社にも採用されなくなった人は行方不明になるのでどうなったか知りません。 最近は外国人労働者を雇用している派遣会社も増えてきているので廃れることはないでしょう。 派遣先で何でもやらせることができるのもSES派遣の利点なので、職務範囲が曖昧な運用・保守の現場では特に需要があります。

コロナの影響もあって待遇の格差は悪い方向に広がりつつあります、リモートワークの対象外だったり正社員は 週三日リモートでもリモートでカバーしきれない業務は派遣社員が毎日出勤してやっていたり。 よく言われる現場ガチャの落差も大きいので良い現場で働けた人はラッキーですが、当たる確率は限りなく低いです。 理由は、良い現場ほど人が辞めにくいからです。

営業による部分もありますが、悪い営業は態度を改めることはありません。派遣社員が潰れようが辞めようが 雇って現場で一定期間働かせただけでお金が会社に入ることに変わりはないからです。 派遣元も新顔の派遣労働者より、付き合いがある派遣会社の営業を信じる傾向があるので不当な事があっても派遣労働者自体の 問題とされるだけなので、そもそも改める機会がありません。法律も有名無実化していますし。

自ら行動して抜け出すしかスキルアップの道がないのがSES派遣です、働ける内に勉強しましょうね。 昔から問題視されていますが改善される兆しはありません、労働者を使う側からすれば今の状態が最適解なので変わる訳がないんですよ。